この記事では2025年5月9日、金曜日のNHKテレビ「あさイチ」のプレミアムトークに出演する、かりゆし58です。沖縄出身で人気曲アンマーが大ヒットした4人組のバンドが結成20年。これまでを振り返り、ストレート歌詞の魅力や全国ライブツアーなど、あさイチ出演時のインタビュー内容を徹底解説します。
この投稿をInstagramで見る
かりゆし58生演奏
5月9日の朝市、特選エンタのコーナー。沖縄出身のアーティストです。かりゆし58。ヒット曲は「アンマー」です。結成20周年になりました。沖縄出身の4人組のバンドです。沖縄音階にロックやレゲエを取り入れました。また、ストレートな歌詞にも惹かれる人が多いです。「再々会会」は沖縄風の住宅の中での撮影のMVですね。
1曲目は「ホームゲーム」
1曲目は「ホームゲーム」です。今回はアコースティックなセットですね。ボーカルギターが前川真吾さん、ギターが新屋行裕さん、パーカッションが中村洋貴さん、ベースが宮平直樹さんです。レゲエっぽい曲なんですが、この静かなメロディーにうまく歌詞を乗っけてますよね。
著作権法の都合で歌詞は引用できませんが、誰でもやはり自分の安心できる場所がある、それを大事にしていこうという意味ですよね。やっぱり温かくて、これがほっこりと落ち着きますね。
バンド名の「かりゆし58」の意味
バンド名の「かりゆし」の意味は、おめでたい、縁起がいい、航海の無事を祈るという言葉です。ホテルの名前、居酒屋さんなどでも「かりゆし」という言葉がよく使われています。
これに数字の58は国道58号線という沖縄のメインストリートがあります。鹿児島まで繋がってるということから「自分の音楽をも、海を越えて広がってほしいな」という願いを込めました。
結成のきっかけは同窓会
きっかけは同窓会でした。長いのは3歳からの幼馴染です。幼稚園、小中高、自動車訓練学校まで一緒だったということですよ。高校の時に学園祭でちょっとやってましたぐらいでしたが、卒業して二十歳超えるぐらいまではみんなバラバラの仕事をしていて、22、3歳ぐらいの時に「自分たちはこの仕事をずっとやっていくんだろうか」という飲み会があって、「あの時楽しかったな」という話になり、「もう1回自分たちの人生がピークになるか、1年だけやってみよう」ということになりました。
最初は7、8人メンバーがいたそうです。そのうち練習に来なくなる人がいて、今のメンバーが残りました。前川さん以外のメンバーものすごく無口なので、前川さんが頑張って説明してくださっています。
新屋さんは「楽しそうだな」というつもりで彼が始めたのにここにいるのがびっくりしてるということです。宮平さんは「スタジオ練習してる時になってなく遊びに行って、終わった後お食事行ったりバーベキュー行ったりして楽しくて、みんなで集まるのが楽しかった」ということです。中村洋貴さんも「他にすることがなかったので楽しかったのでついてきた」ということです。
1年でプロになるとか結果を出さなければやめようと考えていた
活動開始が遅かったので1年という期限を設けようということになりました。自分たちの父親母親が「子供産んでよかった」と思ってもらえるように、1年でプロになるとか結果を出さなければやめようということになりました。結果的には、11か月目にはレコード会社から電話をもらって、今日まで続いています。すごいことです。
中村さんはフォーカルジストニアで5年間休養していた
中村さんは5年間休養されていました。フォーカルジストニアです。勝手に体に力が入ってしまって演奏に支障が出たりします。ドラムの方です。病気の原因もまだ調査中です。ひょっとしたらストレスかもしれないということですが、5年間待ってる間、残った3人とサポートのドラムでもいつでも帰って来れるように曲を作ったり、ライブをやっていこうということで一致していました。
戻ってきた時に一緒にやりたいと思って作った曲が「ホームゲーム」という曲です。打ち上げの時は控えめにせず、ガンガン飲んでいるそうです。オレンジレンジもモンパチもみんなこんな感じでやっています。
2曲目はアンマー
次は代表曲の「アンマー」です。沖縄の言葉で「お母さん」という意味です。もらった毎日自分たち、子供のことを考えてくれるお母さんへの感謝を込めて作ったということです。すごく個人的な歌手なんですね。でも泣けますね。全てを包み込んでくれるお母さん。
実際、前川さんのお母さんも「あんたができるなら私もできる」と言い出して、1曲CDデビューしたそうです。沖縄では、なんだか音楽と人の距離感が近いですよね。
全国ライブツアー
1月から2月にかけて3年目の全国ツアーを回りました。
この投稿をInstagramで見る
「この4人で20周年を迎えられて嬉しい」ということです。