この記事では2025年4月18日、金曜日のNHKテレビ「あさイチ」のプレミアムトークに出演する、布袋寅泰さんです。妻の今井美樹さんや娘さんとのイギリスでの私生活、BOOWY時代、あのギターデザインが生まれたきっかけ、ギターサウンドや演奏スタイル、新しいアルバムや全国ライブツアーなど、あさイチ出演時のインタビュー内容を徹底解説します。
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2025年4月18日、あさイチプレミアムトーク、ギタリストの布袋寅泰さんが「貴重な機会ですね」と話しました。3時から30分おきに起きてしまったということです。白髪でおとなしいヘアスタイル、大人しい服装で出ていらっしゃるというのは意外ですね。NHKもいつもロンドンでも見れるので、見ていらっしゃるそうです。
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2021年のNHK紅白歌合戦や、本人のライブの様子、ローリングストーンズなど世界的なスターの方とも共演されてきました。また東京2020パラリンピックの開会式でもバンドを率いていらっしゃいました。2024年も、吉川晃司さんとのユニットのコンプレックスを復活させ、チャリティ、能登半島のチャリティライブで13億円以上を寄付しましたよね。
伝説のロックバンドのボウイ(BOOWY)のギタリスト
しかし、布袋寅泰さんと言えばもちろん伝説のロックバンドのボウイ(BOOWY)のギタリストとして活躍されました。
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2012年に50歳でロンドンへ移住
2012年に50歳でロンドンへ移住しました。無名のアーティストとして0からスタートすることをしました。奥さんの今井美樹さんと娘さんと一緒に世界に挑み続けました。ロンドンでの暮らしぶりや、自然の多い写真、そしてなんと料理もされているそうですよ。
コブクロの小渕健太郎さんによると、ライブが終わると優しくて穏やかで、ゆったりとした空気が流れているということです。
ロンドンのご自宅の庭の映像を動画で撮影 ガーデニングがすごい
生活の中で花を置いていらっしゃるそうです。あさイチのグリーンのコーナーがありますので、そちらにもご興味があるそうです。朝、この番組のためにご自宅の庭の映像を動画で撮ってきてくださいました。すごいですね。ガーデニング、チューリップが満開だったようです。様々な種類のチューリップを植えられていてカラフルです。すごくしっかりお手入れされてますね。毎日チューリップを眺めて「可愛いね」と言ってるそうです。素敵ですね。イギリスはガーデニングも盛んな場所です。
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2階の寝室から降りて、朝まずはこの花を見て、自然を迎えているような様子を楽しんでいます。イギリスは冬が長くて、日照時間も短いので水仙やチューリップが喜ぶとみんな春の訪れを喜んでいきます。そこはまた日本とは違いますよね。母親が花が好きだったそうです。「結婚して家庭に花を買ってくるのは男の仕事だ」と言われていたそうです。そのため、素敵な花をいつも買ってきて、花束と言うほどでなくても1本、2本でも買って行って、壁にさしたりしているということです。
能登半島地震支援 コンプレックス再結成ライブ
またこの日ギターもお持ちです。あの、かっこいいデザインのギターですね。去年のコンプレックス再結成ライブについてお伺いします。2日間のライブで10万人を動員しました。Be my babyなど演奏しました。昔と変わらないかっこよさですね。吉川晃司さんもかっこいいです。時を止めないでなども演奏されました。「やれることがあるなら躊躇なく」とスタッフに伝えました。
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「音楽は自分との戦い」と言われがちですが、人のために音楽の力を発揮できるので、ほぼ同時に吉川晃司さんと声を掛け合って行いました。グッズを買ってくださって、スタッフも「やらせてください」とありとあらゆる方が協力してくれました。こういう時に1つになってできる音楽の力は強いなと改めて感じました。
「能登にエネルギー送るだけでなく、自分たちも楽しみましょう」と伝えました。東日本大震災の時もやりました。その時は二人とも緊張していましたが、今回は何度も笑顔を、かわすことができました。絆を思い出すこともできました。2人でステージにいることが自然に感じられて、「新曲を」なんていう話もしてしまいました。
11歳のお子さんもお小遣いを貯めてギターを買いましたというメッセージを送られています。昔のファンだった方がもう大人になって小さなお子さんがいて、2世代3世代のファミリーコンサートになってきています。
ロンドンでの暮らし
次はロンドンでの暮らしです。ロンドンに来て13年、お子さんも大変だったそうです。それぞれ頑張って肩を寄せ合って過ごした貴重な経験だったということです。移住しようと思った理由が30周年ツアーの時のドリーミンです。ボーイのすごく名曲ですよね。
音楽で何を伝えたいのかと言うと「いいことばかりじゃない毎日ですが、ちっぽけでも夢を追いかけて欲しい」というメッセージが音楽の核にあるということです。
「みんな夢をかけているか!?」と呼びかけましたが、自分はどうなんだろうと思い返しました。
安定したところにいましたが、昔から海外で勝負したいという夢があったので、自分が夢を追いかけて行かなければいけないと思いました。唐突に奥さんに相談してしました。今井さんもびっくりしていましたし、娘さんは10歳と難しい時期でした。
今井美樹さんも応援してくれた
娘さんも最初は「パパだけ行けばいい」と言ってました。でも奥さんが「パパの夢は私の夢でもあり、家族の夢でもあるんだよ」と言って説得してくれたそうです。自分で自分を試してみたいという気持ちもありました。今井美樹さんも50代を迎える直前でした。この大切な10年間を便利な不自由ない東京ではなくチャレンジしてみよう、冒険してみようと思いました。
オーディションにも参加
ので、ゼロからとは本当には言えませんが、自分で手紙を書いて、地下鉄に乗ってバスに乗って、オーディションに行ったりしてました。いろんな人につてをたどって紹介してもらったり、ライブを見に行って自己紹介したりしていました。名刺も持ってますし、活動しているけどこの人はどういう音を出すのかというのを示すためには、やっぱりギターを持ってくしかありません。
ライブのチケットも手売りで
ライブをやるにしてもチケット売るのは大変です。キャパ300人のライブハウスでチケット売るのも大変ですので、娘の学校の先生にチケットを買ってもらったりとか、自分で手売りでやってみました。50代って言うと、みんな人生落ち着いてくる頃だとは思いますが、中では「自分の力で」という覚悟はありました。
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自分の今のギターサウンドにフィードバックできている
今60歳になって、50代というのはまだまだやれる、むしろいいチャンスだったのではないかということです。いろいろ落ち着いてもう1回やりたくなる時期でした。アウェイに行って、アウェイならではの空気を吸うことができました。
最近は新しい若いアーティストが大きなコンサートホールでやったりしたりしていますし、何かを受賞したわけでもありません。でも自分の今のギターサウンドにフィードバックできているのではないかと感じています。
映像と音楽を1つにしてアプローチしたライブ
布袋さんがロンドンにて1年後、現地で行ったライブは、映像と音楽を1つにしてアプローチしたライブです。日本の素晴らしいクリエイターと一緒に独特なライブをやりました。MCも全て英語です。「サムライスピリットを楽しんで欲しい」と伝えました。
スタッフとバンドで一緒にバスに乗って、ヨーロッパツアー、スイスなどあちこち回っていきました。外国でやるには、自分のキャリアを見せびらかさず1からやりたいと切り替えて考えていましたが、あちこち行くと日本の方も多いて、「皆さんが楽しめる音楽をただただやるのが一番だな」と今感じています。
ローリングストーンズとの共演のきっかけ
ローリングストーンズの照明の方がスタッフの方が来ていて、ある日ロンドンのスタジオで作曲してたら、「東京からミックが呼んでるから明日来れないか」と言われましたが、どのミックかと思いました。すぐ行かなければいけないんですが、娘の学校の行事の日だったので一瞬迷いましたが、夢のような出来事でした。1曲だけ参加させてもらいました。このプロジェクトに参加する前にちょうどライブを見に、娘さんとライブを見に行っていたそうです。
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夢だったロイヤルアルバートホール
夢だったのがロイヤルアルバートホールです。素晴らしい劇場です。150周年、いつ学校で自分のライブをやりたいと思っていました。アマチュアの頃「いつか武道館でライブやりたい」と思っていましたが、何度かゲスト出演ではやったことはありましたが、自分自身のライブはやったことがありません。これからまた積み重ねて、いつかその夢を叶えたいと考えています。
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「まだ追い続ける夢があります。ここで諦めたらおしまいです。」
喋り方は柔らかいですが、本当にすごく力強い言葉ですね。
10年で深まった家族愛
そしてこの10年で家族愛がすごく深まりました。娘さんは今年23歳になりました。イギリスの大学を卒業して、コロナもあって勉強も大変だったと思いますが、一生懸命頑張りました。英語も日本語よりも上手ですし、いい子です。親バカになりますが、とても話が通じる、人の話も聞いて自分の考えもしっかり持っています。
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また奥さんの今井美樹さんも母として妻として1人の女性としてシンガーとして大変だったと思います。子育ての間は、シンガー活動は休んでもらいました。外国の地で学校のこと生活のことをいろいろありますが、ずっとこらえてくれました。ロンドンに行く時から最初は驚いていましたが、「決めたらやろうよ」というタイプでしたし、「楽しもうよ」というタイプです。いつも笑顔で頑張ってくれているということです。
いろんな国籍の方もいるし、文化も違います。外国暮らしをすると日本人なり、アジア人であることも強く感じるようになります。10代であれば、いろんな憧れもあってメイクも服装も色々意識します。父親には見せませんでしたが、反抗期のようなものもあったようです。そういったものも乗り越えて、気持ちのいい娘さんになってきました。会話は日本語はベースですが、英語もできます。日本語の冗長で、美しい言葉もちゃんと持ち合わせながら、バランスの良いバイリンガルになってると思います。
ご家族を大切にしてるなというのがわかる写真、娘さんと二人でシャンパンを飲んでるところ、お父さんとしての自然な優しい笑顔ですね。
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ロンドンのご自宅にも行ったことがあるというコブクロの小渕健太郎さん
ロンドンの布袋さんの自宅に行って手作り料理をごちそうになった
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ロンドンのご自宅にも行ったことがあるというコブクロの小渕健太郎さんです。布袋さんは優しくて気配りの人と言います。去年ロンドンの布袋さんの自宅に行って手作り料理をごちそうになりました。料理がすごく上手です。パッタイという麺を作ってくれましたが、本当に美味しくて、昼間は毎日のようにスーパーに行って野菜ナッツ、フルーツを眺めて1つずつとって、それが翌日のスムージーやサラダに変わって行きます。必ず朝食は布袋さんがフライパンを振ってくれました。
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一方、旅館のような酒、定食、朝食も作ってくださったようです。これらを作りながらも作ってる最中に食器を洗われて、ご飯を食べ終わった頃には全部食洗機に入って、出かける準備をしようかという段取りまで全部スムーズで、「できる男はこんなにかっこいいのか」と憧れました。
娘さんと3人で和食を食べさせていただいた時には、娘さんが話をずっと回してくれます。「コブちゃんもこういう時どう思う」と回してくれました。布袋さんも娘さんのことをリスペクトしています。「こんなこともあんなこともできるようになった」と言ってるうちに娘さん「パパはこんなところはかっこよくてね」とお互いやってるのを聞かせてくれて、羨ましいと思いました。本当に仲がいいです。
奥様、ライブ会場で自分に負けじと拳を上げて踊っています。コンサートを見てる時の目はただのファンだそうです。
小渕さんは去年の年末に遊びに来てくれたそうです。コンサート観たり、散歩したり色々楽しく過ごしました。オーガナイザーというか、プロデューサーのイメージです。花があって、ナプキンがあって、お皿があってというイメージです。「小渕君はお皿洗ってくれなかったな」と言っていました。
日本にいる頃から料理が好きでした。「どうせ食べるならクリームシチューを買ってきてパンを並べる方が気持ちいい」ということです。最近は健康をつけるようになって野菜多めにしたり、ご飯には黒ごまをかけていたりします。
「普段の自分は普通すぎてつまらないと思う」
ロックギタリストと言うと、宅配ピザとパーボンというイメージでしたが、グラスも特注の布袋さんのギターのデザインのグラスです。「普段の自分は普通すぎてつまらないと思う」ということです。
ロンドンと日本の間を往復することで、スイッチがうまく入れ替わるようになっています。バランスが取れていいということです。
音楽の話になると新しいアルバム、聞いたら奥さんキッチンで踊っていました。「これで行かなきゃどうするの」というぐらい一番近くに一番熱心なファンがいました。みんなが聞きたい音楽はこれなんだなというのが伝わってきました。
布袋さんご自身でデザインしたというギター
そして気になる布袋さんのあのギターです。ご自身でデザインしたというギターです。
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意外と手が小さい
他の方より小ぶりだと言われていましたが、手の横幅は確かに男性なので大きいですが、なんと鈴木アナと、指の長さはそれほど大きくありませんね。博多大吉さんの方が大きいぐらいです。昔は足も25.5cmぐらいだったということです。
身長ものすごい高い方ですので、足も手も大きいのかと思っていましたが、そんなことはないんですね。
腰よりも低めに構えているからシェークハンドで握って小指は使わない演奏スタイル
ギタリストにとっては不利と言われがちですが、他のギターリストと違ってシェークハンドと言って親指で6弦を握るという癖がついています。これが癖になっています。いわゆるバレーコードのようなやり方ではなく、ほとんど指3本と親指だけです。小指を使えばもっとフレーズを使うことは弾くことができますが、そうはしていません。ギターを持った時に腰よりも低めに構えているからです。
きっともう少し高い方が必ず弾きやすいのですが、やっぱりロックはちょっと低めに持った方がかっこいいですよね。この時に親指が上にあった方がいいですよね。バレーコードにしようと思うとネックをだいぶ持ち上げないといけませんよね。
そして足も持ち上げています。「ちょっと1回持ってみます?」と大吉さん、このギターを持たせてもらいます。これは緊張の一瞬ですね。確かにかなり低いので、これは確かに親指で握るしかありません。「触っていいのか」と恐れ多いです。
ゾディアックのギターに自分で1筆書きで書いたデザイン
このギターもライブハウス時代はあまり高級じゃないギターを1台しか持っていませんでした。ゾディアックのギターですね。でも自分だけのギターが欲しいと思ってペンキでハートを書いたり、マルバツを書いたり、いろんな模様を書いてやっては消し、やっては消し、上書きをしてきました。とある家にベースの松井恒松さんと一緒に落書きをしていて、1筆書きでこの絵を書きました。
高校の頃から本格的にはないですが、この幾何学的なデザインも好きでした。バランスもいいし良いのではと言っていたらいつの間にかこれがトレードマークになってしまいました。あんまり歪んでない音で、バンドがなくてギターだけの音が聞けるのはいいですね。「すごくキレがいい音で、早弾きも上手くないし、フレーズも正確ではないということですが、リズムの切れはこのオリジナルのギターを作ったことで布袋寅泰のギタースタイルが出来上がった」ということです。
リズムの切れ、カッティングの切れが布袋サウンド
リズムの切れ、カッティングの切れが布袋サウンドです。後ろの方にグレーのギターアンプが置いてあるんですね。小渕健太郎さんも中学時代から布袋さんのファンでした。どんなライブでも見所が多いですが、「あの時に布袋さん、このギターでこっちに引き上げた後、右手をこっちに出しましたよね。あれかっこよかったです」と言うと、ちゃんとその立ち振る舞い、ステージアクションを無意識の中ですが意識されている時があるようです。それがしっかり見れると鳥肌が立つということです。
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やはりギター1本でこれだけ多くのお客さんを沸かせるわけですからね。ベイビーベイベーやポイズン、バンビーナなどの様子が流れました。布袋さんはダンサブルでギターを体の一部のようにして引いていますが、ものすごいテクニック、ものすごいスピードで弾きながらも、ダンサブルに踊っているというところにのかっこよさに打ち抜かれました。踊りながら聞くのは好きで、黙って座って弾けと言われると肩がこってしまうようです。「ギターを持つと踊りたくなるし、ギターの音を聞いたら踊りたくなるようなギタリストでありたい」ということです。
布袋さんの地元の高崎からスタートする全国ツアー
本当にこの何十年にわたって日本中の方に聞かれてきた曲たちばかりです。来週からツアーがスタート、布袋さんの地元の高崎からスタートです。全国ツアー開催です。
新しいアルバム ギタリズム8
新しいアルバムもできました。原点はギタリズム、そのデビューの時のアルバムの名前です。
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37年前ですが、4人組の理想的なフォーマットのバンドは真逆のコンピューターを使って、自分のカッティングのギター、ギターとリズム、2つの言葉をつけてギタリズム8がリリースになりました。10まで頑張ろうと考えています。今回の作品には込めた思いは、世界情勢などいろいろいいことばかりではありません。今回はカラフルなマルチビタミンのように皆さんが元気になるような痛快とする曲を入れました。コンサートのライブのイメージが浮かびそうですね。
サイドバイサイド・フィーチャリング・チャーchar
サイドバイサイド・フィーチャリング・チャーcharさんです。お二人のギターが左右に振り分けられていてかっこいいですね。布袋さんが14歳の頃、ギター始めた時にスターで毎日テレビを見ていて、「俺もこういう風になりたいな」というきっかけになった方で、今回久しぶりにご一緒させていただきました。お互い40本ずつギターを持ってきました。壮観です。お二人もそれぞれアクションかっこいいですが、この飾られてるギターも注目です。
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チャーさんが古希を迎えられるということで、charさんのライブにも参加させていただきます。ユーモアに溢れていて優しくていつも気を使ってくれています。言葉で会話するよりもギターで会話するのが楽しいです。「バトルをする」というよりは、お互い「語り合う」という、ギターで語り合うというあったかい時間でした。
BOOWY系のメッセージがたくさん集まってきています。今でもカラオケで歌ってるという方も多いです。これは嬉しいですよね。ビートルズと比べるものではないですが、時代が変わってもこうやってBOOWYやコンプレックスの音楽を聞いてくれて、愛を注いでくれているというのは嬉しいということです。
BOOWY活動はたった6年間
BOOWY活動は6年間でした。初めの方はライブハウスでの活動でしたので、皆さんが認識したのは最後の2年ぐらいで、もうすぐに解散してしまいました。
東京ドームで解散ライブ
東京ドームで解散ライブ、今は多いですが、当時はロックマンがやるのは初めてというぐらいでした。音響設備も今ほどなかったので、意外とコンサートで音はあんまり聞こえなくて不評だったという話もありました。
また今はイヤモニが普通でしたが、当時はなくて、転がし(フットモニター)というスピーカーでやっていました。やっぱり音響は2秒ぐらい経ってドンと音が帰ってきて、グワングワンいっていました。しかし、一緒にやってきた仲間なので、ドラムの近くに行けばその音が聞こえるしという阿吽の呼吸で乗り切ることはできました。
BOOWYはやっぱり自分の原点だし、あの仲間たちと出会わなかったら今の自分はありません。「本当に素晴らしい仲間と出会えてよかったと思ってる」ということです。マリオネットなんかも懐かしい曲ですよね。
仕事や家庭で忙しい時、この先の将来が見えない時、布袋さんの曲に励まされてきました。「大人でも間違ったこと言う時もあります。ごめん、さっきは間違っていた」といったコミュニケーションが大事、コミュニケーションを継続させていくことが大事だということです。
また娘さんも人の話をよく聞いてくれます。「会話はラリーなので、どんどん打ち続けるだけでは楽しめません。これは音楽も一緒です。楽しいはずのものが窮屈になってしまいます。」
今井美樹さんのプライド、布袋さんが作詞作曲
今井美樹さんのプライド、布袋さんが作詞作曲、これもいい曲ですよね。テレビでもNHK紅白2006年に共演されています。この時今井さん初登場だったんですね。母親にも「こんないい曲作れるんだからあなたもいい曲歌いなさいよ」と言われたそうです。。
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今年20歳の若い方には「自分を信じて頑張れ」と励ましてくれました。