失敗しないピアノ教室の探し方!5つの注意点とQ&A

ピアノ教室 探し方椿音楽教室
ピアノ教室 探し方

💡この記事はこんな人にオススメ

  • 趣味でピアノを始めたい大人の方
  • 子供が通うピアノ教室を探している方
  • ピアノ教室選びに迷っている方

こんにちは!
現在ピアノ講師をしている筆者が、【失敗しないピアノ教室の探し方】について解説します♪

ピアノ教室は全国に17,000件ほどあります。

その中から自分で探して選び、継続して通うことを考えると“ピアノ教室選び”はかなり重要と言えますよね。

この記事の内容⇓

✅ピアノ教室選びの5つの注意点
✅ネットや口コミを活用したピアノ教室の探し方
✅ピアノ教室の探し方Q&A

“大手ピアノ教室と個人ピアノ教室の違い“についても詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ピアノ教室探し【5つの注意点】

ピアノ教室 探し方

ピアノ教室 探し方

ピアノ教室を探す際には、下記5つの注意点をチェックしながら探してみましょう。

  1. ジャンル
  2. 指導方針や理念
  3. 月謝とレッスン内容
  4. 通いやすい場所と時間
  5. 先生との相性

“月謝が安いから、口コミの評判がいいから”という理由で安易にピアノ教室を決めてしまいがちです。

教室とあなたとの相性が合わないために続かず、挫折してしまう原因にもなるでしょう。

ピアノに限らず、楽器を上達するポイントは「楽しく継続する」ことです。

ピアノ教室選びに失敗しないためにも、5つの注意点を詳しく見ていきましょう。

ジャンル

あなたが習いたいピアノのジャンルを明確にしておくことがポイントです。

すべてのジャンルに対応している教室もありますが、通う教室のピアノ講師があなたのやりたいジャンルに精通しているとは限りません。

弾けるようになりたい曲をいくつか思い浮かべながら、ジャンルをしぼってからピアノ教室を探すと良いですよ。

💡ピアノ曲のジャンル

  • クラシックピアノ
  • ジャズピアノ
  • ポップスピアノ

ピアノ初心者の場合や習い事として始める子供の場合は、ショパンやモーツァルトなど定番である“クラシックピアノ”から始める方が多いです。

その後ジャズやポップスを始めても、「楽譜を見て忠実に弾く」という土台が身に付いているため、クラシック以外のジャンルにも挑戦しやすくなるのが大きなメリットですね。

指導方針や理念

大手ピアノ教室にも、個人のピアノ教室にも、教室の売りとしている指導方針があります。

あなたの理想とするレッスンと教室の指導方針や理念がマッチするかどうか確認しておきましょう。

例えば、

  • コンクールやオーディションへの出場を目指している
  • 厳しいレッスンではなく自分のペースで楽しく受講したい
  • やりたい曲を中心にレッスンを受けたい など

指導方針はピアノ教室のホームページなどにも記載されているため、チェックしておくことをオススメします。

月謝とレッスン内容

毎月必要なレッスン料金(月謝)はいくらまで出せるか、受けたいレッスンの内容を明確にしておきましょう。

レッスン料金の相場について、下記の「ピアノ教室の探し方 Q&A」に詳しい解説をのせてあります。

初級~上級など、レベルに合わせて月謝が上がる場合もあるため注意が必要ですね。

レッスン内容については、一般的なピアノ教室であれば

  • 「楽典」のレッスン…強弱記号や音楽用語など、楽譜を読む際に必要な知識をドリルなどで身に付ける。
  • 「ピアノ」レッスン…演奏を通して音楽表現の仕方を身に付ける。

このように、上記2つのレッスン「楽典+ピアノ」がセットになっているレッスン形態が多いです。

ピアノレッスンを主に受けたいという方は、実技中心の教室を探す方が良いでしょう。

通いやすい場所と時間

ピアノは短期間の練習をしただけでは上達しないため、コツコツと継続して続けることが重要です。

そのためにも、ピアノ教室の立地が通いやすい場所かどうか、レッスン時間を調整してくれる教室かどうかも視野にいれておきましょう。

  • 大人…会社帰り寄ることができる、最寄りの駅に教室がある。
  • 子供…送迎がしやすい場所、一人でもピアノ教室に通える距離。など

生活の一部となるレッスンですから、あなたのスケジュールやライフスタイルに合わせやすいピアノ教室を選びましょう。

先生との相性

ピアノレッスンは基本的に1対1のマンツーマンレッスンですから、先生とあなたの相性も重要ですよね。

せっかくのレッスンが楽しくないと長続きしなくなってしまいます。

  • 指導の内容が分かりやすい
  • 専門性の高いアドバイスがもらえる
  • 二人三脚で一緒に音楽を作りあげてもらえる

体験レッスンが実施されていれば、上記3つのポイントを押さえてレッスンを受講してみましょう。

分からないことも気軽に相談できる、そんな先生の下でレッスンを受けられるのも「やる気」に繋がる一つですね。

ネットや口コミを活用!ピアノ教室【探し方】

ピアノ教室 探し方

ピアノ教室 探し方

ネットや口コミを活用した“ピアノ教室の探し方”は主に4つあります。

  • GoogleやYahoo!で検索
  • ピアノ教室検索サイト
  • 区や市の音楽協会
  • 知り合いの紹介

今や何でもネット検索をすれば、簡単に見つけ出すことができますよね。

ただ、情報が多すぎて色々なピアノ教室のサイトを見ているうちに、よく分からなくなってしまうというデメリットも。

先ほどご紹介した“5つの注意点”に着目しながら探していくと、いくつかの教室にしぼりやすいですよ。

大手音楽教室がいいのか、それとも個人音楽教室が良いのかは下のQ&Aで詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてください。

▶GoogleやYahoo!で検索

GoogleやYahooを使って「🔍ピアノ教室 地域名」とウェブ検索すると、検索した地域のピアノ教室を探すことができます。

公式ホームページでは

  • 先生の経歴、実績
  • 教室の雰囲気
  • レッスン内容
  • 指導方針
  • 顔写真

などが掲載されているため、じっくり見て選ぶことができますね。

次に紹介する”ピアノ教室検索サイト”では、地域やジャンル、その他の条件を絞って、もっと簡単に探すことができます。

▶ピアノ教室検索サイト

お住まいの地域や駅名、ジャンルやレッスン形態などを絞って探せる“ピアノ教室検索サイト”なら、簡単にピアノ教室を探すことができます。

様々な教室の詳細が分かりやすい表で掲載されているため、比較しながら閲覧することが可能ですよ。

  • 教室名
  • 所在地
  • 指導ジャンル
  • 指導歴
  • レッスン料 など

ピアノ教室検索サイトはこちらの3つがオススメです⇓

ピティナ・ピアノ教室紹介

ピアノ教室検索サイト

ピアノ教室ネット

ピアノ教室 探し方

ピアノ教室 探し方

このように教室が一括して表示されるため、条件に合った教室を比較できます。

ピアノ教室のホームページも掲載されているため、詳しい情報もしっかり確認できるのが嬉しいですね。

▶区や市の音楽協会

個人のピアノ教室を探したい場合は、お住まいの地域の音楽協会に問い合わせてみましょう。

ほとんどに区や市の“音楽協会”の団体が存在しています。

コンサートや演奏会の企画をとりまとめているため、登録しているピアノ教室の先生はとても多いのです。

音楽協会が主催している演奏会は定期的に開催されます。

チラシなどをチェックしておくと、ピアノ講師のプロフィールを見ることができますよ。

先生の演奏技術も気になる方は、ぜひコンサートにも足を運んでみましょう。

▶知り合いの紹介

知り合いにピアノを習われている方がいれば、その方を通して先生を紹介してもらうのも良いでしょう。

身近な人からの口コミが一番納得できるため、安心してレッスンを受けることができますよね。

ただし、知り合いの方と先生との相性が良くても、あなたと先生の相性が良いとは限らないため、体験レッスンは必ず受けておくことをオススメします。

特にこれから本格的に音楽の道を目指したいというお子さんや大人の場合、同じように本格的に演奏活動を目指している知り合いの人からの紹介が一番確実な探し方です。

有名な先生であれば、地域ではある程度は名が通っているため、コンクールやオーディションへの出場も後押ししてもらいやすくなるでしょう。

ピアノ教室の探し方【Q&A】

ピアノ教室 探し方

ピアノ教室 探し方

ピアノ教室を選ぶ際の気になる疑問にお答えしていきます。

大手教室or個人教室どちらがいいの?

ピアノ教室選びの際、大手ピアノ教室がいいのか、それとも個人の教室がいいのか迷いますよね。

メリットとデメリットを比較し、あなたの理想とするレッスンはどちらに当てはまるか、選ぶ際の参考にしてみてください。

 

メリット

デメリット

大手ピアノ教室

 

  • 初級~上級までレベル分けされたカリキュラム
  • グループレッスンコースもある
  • スタッフが介入してくれるため、事務手続きが楽
  • グレードの試験を受けられる教室も多い

 

  • 先生が途中で変わる場合がある
  • コンクールや発表会の機会が限られる
  • レッスン料金は個人教室に比べて若干高め(運営管理費、教材費など)
  • 振替レッスンの回数が限られる

個人ピアノ教室

  • レッスン時間や日にちの調整がしやすい
  • 先生が変わらないため、信頼関係が築きやすい
  • 教室によっては発表会やコンクールの機会が多い
  • 音大受験対策、ソルフェージュなどの専門的な知識を身に付けられる
  • 先生と直接お金のやりとりをしなければならない
  • 教室によるが、指導方針に偏りがある

本格的な指導でどんどん学んでいきたいレッスンを希望する方は、趣味で楽しめるレッスンを売りにしている大手音楽教室では物足りなさを感じてしまいます。

逆に言うと、

  • レッスンの時間を純粋に楽しみたい
  • 趣味でピアノが弾けるようになりたい

という目標をお持ちの方は、個人教室よりも大手音楽教室に通った方が楽しく長くピアノを続けられるでしょう。

ここ数年、教室に通わなくても自宅で受けられる“出張レッスンやオンラインレッスン”を取り入れている音楽教室も増加しています。

教室に通う手間がかからない、自宅にいながらリラックスしてレッスンを楽しめるのが大きなメリットですね。

💡オンラインレッスンを開講している教室

椿音楽教室

リモオト

島村楽器

EYSミュージック

気軽にレッスンを受けたいという方は、是非オンラインレッスンも検討してみましょう♪

レッスン料金の相場はいくら?

大手ピアノ教室のレッスン料金相場は、大体60分の1レッスン6,000~7,000円前後です。

 

椿音楽教室

ヤマハミュージック

EYSミュージック

シアー

レッスン時間

1回/60分

1回/30分

1回/55分

1回/45分

料金

5,900円

3,850円

(レベルによって価格は上がる)

6,040円

(料金はスタジオによって異なる)

5,500円

1時間あたりの料金

5,900円

7,700円

6,589円

7,333円

※最安値のレッスン料金プランで算出しています。

個人ピアノ教室のレッスン料金相場は1回5,000円ほどですが、地域や年齢、レベルによって価格に差があります。

レッスン時間についても、30分1レッスンや、45分、60分など教室により様々です。

レッスン料金プランのみで判断せず、教材費や運営管理費用など、後から必要な料金についても事前に確認しておくと後々楽ですよ。

ピアノは購入するべき?

自宅にピアノがない場合、キーボードや電子ピアノでもOKです。

初めのうちは自宅に眠っているピアノでも大丈夫なので、後々買い替えを検討しましょう。

趣味や習い事として続けたいという方は、1万~5万あたりで買えるリーズナブルな電子ピアノでも十分です。

後々上達してくるとペダルを使用するようになるため、できれば

  • ペダル付きの電子ピアノ
  • 88鍵のピアノ

を選びましょう。

ピアノ教室が決まったら、担当の先生に相談しておすすめのピアノを教えてもらうのも良いですね。

子供の場合は、上達スピードが早く才能が開花してくるお子さんもいるため、レベルに合わせてピアノもグレードアップしましょう。

  • アップライトピアノ
  • グランドピアノ

ピアノも本格的になると、さらに練習へと打ち込めますよ。

まとめ:弾きたいジャンルや、受けたいレッスン内容を明確にしておこう。継続するためには先生との相性も大切。

この記事では、失敗しないピアノ教室の探し方について詳しく解説してきました。

✅ピアノ教室探し【5つの注意点】を念頭にリサーチする

⇒ジャンル、指導方針や理念、月謝とレッスン内容、場所と時間、先生との相性

✅主なピアノ教室の探し方

  • GoogleやYahoo!で検索
  • ピアノ教室検索サイト
  • 区や市の音楽協会
  • 知り合いの紹介

✅大手ピアノ教室or個人ピアノ教室にはそれぞれのメリットデメリットあり。

✅入会前には、体験レッスンを通して教室やレッスンの雰囲気を体感してから決めよう。

音楽を長く続けて、ピアノ演奏を自分のモノにしていけると良いですよね。

憧れの曲が弾けるようにサポートしてくれる“相性の良い先生”が見つかることを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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