【あさイチ】服部百音の成功を支えた家族の秘密、使用ヴァイオリン、コンサート、病気との戦いまで全て解説

服部百音 家族 使用ヴァイオリン コンサート 病気音楽
服部百音 家族 使用ヴァイオリン コンサート 病気

この記事では2025年9月5日、金曜日のNHKテレビ「あさイチ」の特選エンタに出演する、服部百音さんについて、病気使用ヴァイオリン家系図コンサートまで、徹底解説します。あさイチ出演時のインタビュー内容、放送当日に紹介された演奏楽曲セトリこのページの一番下に追記しています

 
 
 
 
 
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  1. 服部百音のプロフィールと背景
    1. 家系図と音楽的背景
    2. 椿音楽教室の口コミ情報はこちら
    3. 服部百音の使用バイオリン グァルネリ・デル・ジェス
    4. 大学生活と学業の歩み
    5. 母の影響と支え
  2. 病気を乗り越えた強さ
    1. 病気の詳細とその影響
    2. リハビリの経験と学び
    3. 精神的な支えと家族の役割
  3. 服部百音の音楽活動
    1. ヴァイオリニストとしての成長
    2. 受賞歴と音楽賞について
    3. 音楽作品とコンサート活動
    4. 精神的革新と新たな挑戦
    5. 音楽家としての新たなスタート
  4. ファンとのつながり
    1. チケット販売と公演情報
    2. SNSでのファンとの交流
    3. リサイタルの思い出とエピソード
  5. 服部百音のコンサート予定
    1. 椿音楽教室の口コミ情報はこちら
  6. あさイチ出演時のインタビュー内容、放送当日に紹介された演奏楽曲・セトリ 圧巻の演奏で日本中がざわつく
    1. 演奏曲1 ファリアのスペイン舞曲第1番
    2. 5歳でバイオリンを始めて、8歳でオーケストラと共演
    3. 体が硬くてバレエを挫折
    4. 服部隆幸さん、服部克久さん、服部良一さんの3人の写真
    5. 8歳からザハール・ブロン先生を追いかけて点々と修行する旅
    6. 有名音楽一家のプレッシャーはあまりなかった
    7. 音さんの服部隆之さんからメッセージ
    8. ご自身でコンサートを企画 知られざる名曲たちを紹介したい!
    9. コンチェルト3つを一晩でやるという衝撃的なありえないコンサート
    10. 次は12月の2日、3日、8日、東京、大阪、名古屋でリサイタル
    11. 鈴木アナも実は何度かお食事に行ったりしたことがある仲
    12. 譜めくりしてくださってたのが百音さんのお母さん、服部エリさんだった
    13. 演奏曲1 ブラームス FAEソナタよりスケルツォ
    14. 時間と空間があれば練習してしまう

服部百音のプロフィールと背景

 

家系図と音楽的背景

服部百音さん(1999年9月14日生まれ)の家族は、まさに日本を代表する音楽一家なんですね!お父様は半沢直樹、真田丸などを手掛ける人気作曲家服部隆之氏、そしてお祖父様はミュージックフェア、ザ・ベストテンなどを手掛けた服部克久氏、曽祖父は別れのブルース、東京ブギウギ、青い山脈などで有名な服部良一氏、、と三代続く作曲家という驚くべき血筋です。

これだけでもすごいのに、お母様服部エリさんも元プロヴァイオリニストで、百音さんのお祖父様である服部克久さんの『音楽畑』のオーケストラでコンサートマスターを務めていたという、文字通り音楽に囲まれて育った環境なんです。

 
 
 
 
 
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この恵まれた環境が百音さんの才能を開花させたのでしょう。

曾祖父の服部良一さんからお父さんの服部隆之さん、服部百音さんまで4世代の服部家の家系図についてはこちら↓ ↓ ↓で分かりやすくまとめています。

椿音楽教室の口コミ情報はこちら

そのほか、椿音楽教室の良い評判から悪い口コミ情報まで椿音楽教室口コミ情報に分かりやすくまとめています

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服部百音の使用バイオリン グァルネリ・デル・ジェス

服部百音さんが演奏で使用しているヴァイオリンは、世界的にも名高い「グァルネリ・デル・ジェス」です。これは1731年製で、日本ヴァイオリンから特別に貸与されているものです。グァルネリ・デル・ジェスは、ストラディバリウスと並び称されるほどの名器で、その音色は深く力強く、繊細さと重厚さが両立しています。

百音さんがこの名器を手にして演奏することで、彼女の表現力や音楽性がさらに引き立ち、多くのファンや聴衆を魅了し続けています。

過去には「ピエトロ・グァルネリ」も貸与されていた時期があり、女の才能と実力が高く評価されている証と言えるでしょう。実際に名器を使いこなす百音さんの演奏を生で聴くと、その素晴らしさに感動せずにはいられません。

すごいですね!名器があの美しい音色を奏でる手助けをしているのかもしれませんが、やはり百音さんの技術があってこそ楽器も輝くのでしょう。このような貴重な楽器を演奏で聞けるなんて、私たちファンにとっても本当に幸せなことです。

大学生活と学業の歩み

百音さんは東京音楽大学付属高等学校の特別特待奨学生として在籍していた実力者です。その後、桐朋学園大学に進学され、演奏活動と学業の両立は本当に大変だったと思いますが、きっと持ち前の努力と家族のサポートで乗り越えてこられたのでしょう。学校でも特待奨学生として認められるほどの実力を持ちながら、謙虚に学び続ける姿勢が素晴らしいですね。音楽家として必要な理論的な知識と実践的な技術を同時に磨いていく日々は、想像するだけでも頭が下がります。

2025年4月には桐朋学園大学大学院修士課程を卒業。苦労もあったようですが、尽きせぬ感謝を伝えられていますね。

 
 
 
 
 
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母の影響と支え

お母様のエリさんは4歳からピアノを習い始め、6歳からヴァイオリンのレッスンを受け始め、桐朋女子高等学校音楽科を経てプロの道を歩まれた方です。百音さんが5歳からヴァイオリンを始めたのも、お母様の影響が大きかったのでしょうね。プロとしての厳しさを知るお母様だからこそ、百音さんに対する指導や支えも格別だったと思います。

家庭内で音楽について深く語り合える環境があるなんて、本当に羨ましいです。お母様の経験と愛情が百音さんの成長を支えているのが伝わってきます。

病気を乗り越えた強さ

病気の詳細とその影響

2023年7月頃、百音さんは盲腸(まひ性腸閉塞)という大病を患い、体重が28キロまで落ちてしまうという深刻な状態になってしまいました

 
 
 
 
 
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これは本当に心配でしたね。約1か月間、おかゆを食べたり水を飲むことさえも激痛だったなんて、想像するだけで胸が痛みます。

一時的に演奏活動を休止していた時期があったものの、その後は演奏会に出演し続けていたという百音さんの音楽への情熱と責任感には、ファンとして感動を覚えずにはいられません。しかし、健康あってこその演奏ですから、周囲の方々が心配されたのも当然ですね。

リハビリの経験と学び

術後に飲んでいた薬と麻酔が効きすぎてしまい意識障害や眩暈、幻覚などの副作用がでて、入院中意識が朦朧としている状態で転んでしまい、傷口が開いて化膿してしまうなど、本当に辛い経験をされたんですね。でも、そんな困難な状況からも必ず回復されるという強い意志を持っていた百音さんは素晴らしいです。リハビリの過程で、改めて音楽の大切さや家族の支えを実感されたのではないでしょうか。

病気を通じて人間的にも成長された百音さんの今後の演奏が、さらに深みを増すのではないかと期待しています。

精神的な支えと家族の役割

「自分の心のよりどころが全部途絶えたような感覚になった」と振り返った百音さんの言葉からは、音楽家にとって演奏できないことがどれほど辛いかが伝わってきます。そんな時に家族の存在がどれだけ大きな支えになったか、想像に難くありません。音楽一家だからこそ、百音さんの苦しみを誰よりも理解し、適切なサポートができたのでしょう。

家族の愛情と理解があったからこそ、百音さんは困難を乗り越えることができたんですね。この経験が百音さんをより強く、より人間味のある演奏家にしたのだと思います。

服部百音の音楽活動

ヴァイオリニストとしての成長

5歳でヴァイオリンを始め、8歳でオーケストラと共演し、2009年に10歳でポーランドのリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクールで史上最年少第1位を受賞という華々しいスタートを切った百音さん。この若さでの快挙は本当にすごいですね!小学生でオーケストラと共演することができた服部さんはすでに沢山の方々に実力が認められていたわけですから、その才能の片鱗は幼少期から光っていたんですね。成長とともにさらに技術と表現力を磨き続けている百音さんの向上心には、いつも感動させられます。

2025年1月のインスタでも、8歳の時のオーケストラとの共演の際の動画をアップされています。8歳とは思えない、堂々たる演奏ですね!

 
 
 
 
 
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受賞歴と音楽賞について

2013年にブルガリアのヤング・ヴィルトゥオーゾ国際ヴァイオリンコンクールでグランプリ及び特別賞を受賞、同年ロシアのノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクールシニア部門を13歳で飛び級エントリーし史上最年少グランプリを受賞、2015年にボリス・ゴールドシュタイン国際コンクールでグランプリを受賞という輝かしい受賞歴をお持ちです。

13歳でシニア部門に飛び級エントリーして優勝なんて、もう言葉が出ません!これらの国際コンクールでの実績は、百音さんが世界レベルのヴァイオリニストである証明ですね。毎回の受賞が次への励みとなり、さらなる高みを目指すきっかけになっているのでしょう。

音楽作品とコンサート活動

11歳でミラノのヴェルディホールでリサイタルデビューを果たし、ロシア、スイス、イタリア、ポルトガル、ドイツなど国内外でオーケストラとの共演やリサイタル活動を行っている百音さんの活動範囲は本当に国際的ですね。

ミラノのヴェルディホールでのデビューなんて、想像しただけでも鳥肌が立ちます!世界各国の聴衆の前で演奏し、文化の違いを超えて音楽で人々の心を動かしている百音さんは、まさに音楽の架け橋的存在ですね。私たち日本のファンにとっても誇らしい限りです。

精神的革新と新たな挑戦

病気を経験された百音さんの演奏には、以前にも増して深みと説得力が加わったように感じます。困難を乗り越えた経験が、音楽に新たな表現力をもたらしているのでしょうね。技術的な完璧さに加えて、人生経験に裏打ちされた感情の深さが演奏に現れているのは素晴らしいことです。

聴く私たちも、百音さんの音楽により深い感動を覚えるようになりました。これからも新たな挑戦を続けて、さらなる音楽的成長を見せてくれることでしょう。

音楽家としての新たなスタート

健康を回復された百音さんの今後の活動に期待が高まります。病気という試練を乗り越えたことで、音楽家としてもより成熟した表現力を身につけられたのではないでしょうか。家族の支えと自身の強い意志で困難を克服した経験は、きっと今後の演奏活動にも活かされることでしょう。百音さんの新たなスタートを、私たちファンも温かく見守っていきたいと思います。これからどんな素晴らしい音楽を聞かせてくれるのか、本当に楽しみです。

ファンとのつながり

チケット販売と公演情報

百音さんのコンサートチケットは、その実力と人気から発売と同時に注目を集めますね。公式サイトや各種チケット販売サイトで情報をチェックするのが日課になっているファンの方も多いのではないでしょうか。会場の雰囲気も素晴らしく、百音さんの演奏に集中できる環境が整っているのも魅力です。チケットを手に入れた時の喜びは格別で、コンサート当日までの待ち遠しさがたまりません!生で聞く百音さんの演奏は、録音では味わえない迫力と感動がありますからね。

SNSでのファンとの交流

InstagramやXでの服部百音さんのアカウントでは、2万4千人ものフォロワーがいて多くのファンとの交流を大切にされているのが伝わってきます。練習の様子や日常の一コマを共有してくださることで、私たちファンも百音さんをより身近に感じることができます。病気の時も、正直な気持ちを投稿してくださったことで、多くのファンが心配し、回復を願っていました。SNSを通じて百音さんの人柄の温かさや誠実さが伝わってくるのも、ファンとして嬉しいポイントです。

リサイタルの思い出とエピソード

百音さんのリサイタルに参加したことがある方なら、その感動的な体験を忘れることはできないでしょう。会場全体が一体となって音楽に包まれる瞬間は、まさに至福の時間です。百音さんの表情豊かな演奏と、楽器から奏でられる美しい音色は、聴衆の心に深く響きます。アンコールでの選曲も毎回素晴らしく、最後まで感動の連続です。コンサート後の余韻に浸りながら帰路につく時間も、特別な思い出の一部になりますね。これらの経験が、私たちファンにとってかけがえのない宝物です。

服部百音のコンサート予定

2025年9月2日には、サントリーホールでデビュー15周年となるコンサートを広上淳一指揮、NHK交響楽団とともに行いました。楽曲はプロコフィエフ、ストラヴィンスキー、ブラームスらのヴァイオリン協奏曲3曲で難曲ばかり、、

当サイト管理人もプログラムを拝見して誤植か何かかと思ってしまったほどです。

 
 
 
 
 
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2025年8月はイタリアにて若干26歳の若きピアニスト、ロシアのダニエル・ハリトーノフ Daniel Kharitonovとのデュオリサイタルを行っていました。同じプログラムを2025年12月2日から4日にかけて東京、大阪、名古屋に行うそうです。

 
 
 
 
 
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百音さんの今後のコンサート予定については、公式サイトやSNSでの発表を心待ちにしているファンが多いでしょう。病気から回復されてからの初めてのフルリサイタルや、新たな楽曲への挑戦など、期待が高まることばかりです。特に、困難を乗り越えた経験を経ての演奏がどのような深みを持つのか、とても興味深いですね。また、家族との共演や、他の著名音楽家とのコラボレーションなども実現したら素晴らしいでしょう。私たちファンにとって、百音さんの演奏を生で聞ける機会は本当に貴重です。

「練習は裏切らない」が座右の銘の百音さん。健康に気をつけながら、長く活動を続けてくださることを心から願っています。

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服部隆之さんはどんな作曲家?祖父、父も有名作曲家の家系図と大河ドラマ、ブギウギなどの緻密な作編曲の裏側
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情報ソース: Wikipedia、服部百音オフィシャルサイト、各種音楽情報サイト、テレビ番組「徹子の部屋」、SNS投稿など

あさイチ出演時のインタビュー内容、放送当日に紹介された演奏楽曲・セトリ 圧巻の演奏で日本中がざわつく

2025年9月5日、金曜日のNHKテレビ「あさイチ」に服部百音さんが出演された際の、インタビュー内容、放送当日に紹介された演奏楽曲・セトリ。「とにかく時間が無い」と事前にスタッフさんに言われていたようで、だいぶ話をまとめてきてくださっていました。

それにしても朝9時30ごろにこの圧巻の演奏!鳥肌でした!

あさいち、プレミアムトークは妹島和代さん、パワフルな世界的女性の建築家の後に登場したのが、国内外で活躍する人気バイオリニスト、服部百音さんです。朝ドラ「ブギウギ」の服部隆幸さんを父にもち、祖父も曾祖父も長命な作曲家という音楽一家に育ちました。多くの国際グランプリで受賞するなど、国内外で活躍しています。そんな紹介中にバックで轅れているビデオの演奏曲がものすごい難曲です。大きく体を動かしながら演奏しています。

ものすごい集中力、そして、ものすごくパワフルですね。

演奏曲1 ファリアのスペイン舞曲第1番

早速、演奏してくださるのは、ファリアのスペイン舞曲第1番です。弓を弦の上で転がせるような弾き方やかなり強いピッチィカートなど多彩な音の使い方が特徴的です。音色の幅が広いですよね。本当に多彩な音が出てきます。伴奏のピアノは諸田由里子さんです。

これはかっこいいですね。ゆーったり情感あふれる音を出す時とパーカッシブな音を出す時、このメリハリも素晴らしいです。

重音のバランスも綺麗ですね。すごく体を激しく動かしますが、緻密に練られてコントロールされていることがよくわかります。ピアノもよく聞いてらっしゃいますね。3分ぐらいにまとめられましたが、本当に圧倒的です。もう舌を巻く、唸るしかないというか、ものすごいです。

バイオリンを置いてトークに入って話されると、すごくたおやかな雰囲気です。ギャップが素敵ですね。でもやはりバイオリンの後が肩についているので、やはり大変なんだなということがよくわかります。

この日は、イタリア帰りの時差ボケ中なので、結構眠かったそうです。

楽屋でもずっと練習をされていたそうです。

5歳でバイオリンを始めて、8歳でオーケストラと共演

5歳でバイオリンを始めて、8歳でオーケストラと共演されています。現在は世界中で活躍されています。5歳で始めるというのは遅い方ですよね。

体が硬くてバレエを挫折

3歳から踊りのバレエをやっていて、本当にバレエが大好きだったのですが、体が硬くて前屈ができなかったので挫折して、途中までバイオリンと並行してやってましたが、二足のわらじが履けないので選んだのがバイオリンだったということです。ご本人は記憶がないそうです。

それにしてもバイオリンを始めて3年でオーケストラと共演ってすごいですよね。少し眠そうです。

服部隆幸さん、服部克久さん、服部良一さんの3人の写真

服部隆幸さん、服部克久さん、服部良一さんの3人の写真が紹介されました。祖父の家に行ったら、曲当てクイズみたいなのをやっていたということです。大きくなったら、みんな何かしら楽器をやるもんだと思っていました。

音楽に触れるのは自然でしたが、バイオリンを始めてからは、ジャンルがクラシックなので全然違います。お父さんも劇場版やドラマだったりしますし、やっぱり作曲する側と演奏する側では全然違うとのことです。

8歳からザハール・ブロン先生を追いかけて点々と修行する旅

「8歳の時から恩師のロシア人のザハール・ブロン先生(ロンドン王立音楽アカデミー、ケルン音楽院、チューリッヒ音楽院などで教え、チャイコフスキー国際コンクール、ジュネーヴ国際音楽コンクールなどで審査員も務めた ヴァディム・レーピン、樫本大進、庄司紗矢香、神尾真由子、木嶋真優なども指導した)を追いかけて点々と修行する旅でした。20歳ぐらいになるまで旅人のような生活をしていたので、お母さんと二人三脚で点々としてて、ほとんど日本にはいませんでした。」

とにかくしゃべるペースが早いですが、時間がないと言われたので、だいぶ話はまとめてきてくださったそうですね。

有名音楽一家のプレッシャーはあまりなかった

自分も音楽としてやっていかなきゃいけないというようなプレッシャーはあったんでしょうか。

父や祖父からのプレッシャーというのはほとんどなかったそうです。

「全く違ったところでロシア人の先生と二人三脚という形だったので、先生が良いと言えば自分も嬉しい、先生が駄目だと言ったら私も悲しいということで、ただ毎日弾いて、いい演奏を残したり、コンクールを受けろと言われたら受けるというマシンのような生活をしてきました。

15歳を超えたあたりから日本に戻ってきて、演奏会など、日本での活動が増えてきて、先生のもとを離れて自分の意思がようやく出てきた感じです。」

音さんの服部隆之さんからメッセージ

お父さん(服部隆之)から百音さんに内緒でメッセージを預かっているそうです。番組もなかなかやりますね。

「9月はあなたの誕生日ですね。本当に月日が経つのは早いものです。大人の女性に成長してくれました。何より演奏家として素晴らしい成長をしてくれました。作曲家は音楽の設計図を書く役割ですが、演奏家は自身の肉体を使って描き、弓を使い、空気を振動させ、人々に様々な楽曲を表現していく仕事です。作曲家よりもどっぷり音楽の心臓に触れている職業だと思います」「作曲家は演奏家がいなければ、刀を持たない侍と同じです。百音はまだ20代。山ありの人生が続くと思いますが、あなたが思うがままに好きな音楽を演奏し、世界中の聴衆の皆さんを魅了してください。パパも頑張るよ」とのことでした。

お父さんからそんな文章のようなものをもらったことがなかったので、ちょっと照れているようです。「何かのコンサートが終わった後で、何がどう良かったなどの話はしたことがありますが、こういう根本的な話をしたことはあまりなかった」ということです。

ご自身でコンサートを企画 知られざる名曲たちを紹介したい!

最近、ご自身でコンサートを企画して、今週もイタリアから帰ってきたばかりで、ものすごいコンサートを9月2日サントリーホールでやったばかりです。エストリアという、服部百音さんがホストになって、ゲストの方を招きして、同世代や、全然別の世代、別の国の方をゲストに迎えて、音楽を共通言語で繋がるという企画を始めました。

「ロシアで戦争が始まったりしてあまり行けなくなって、日本で何かできることがないかなと思いました。

日本で特にクラシックでは知られてない、知られざる名曲がたくさんあります。バイオリンの曲は有名な曲はもちろんありますが、券売効率がいいからそればっかりで回るということがあるので、それに違和感を感じていました。

もっと脚光を浴びていい名曲がいっぱいあるので、そういう曲を積極的に紹介していける場を作りたいと思いました。素晴らしいソリストの方、様々な才能あふれる音楽家が山ほどいるので、そういった方々が一度に会して、今までやったことない曲、あまり聞いてもらったことはないけど、やりたかった曲などを、演奏だけの力、そして言葉でも工夫を入れて説明したり補足したりして、そういった魅力を伝える会というものを、規模感を問わずにやってみたい」ということです。

コンチェルト3つを一晩でやるという衝撃的なありえないコンサート

この放送のわずか2日前、9月2日もコンチェルト3つを一晩でやるという衝撃的なありえないコンサートでした。鈴木アナも初めて行って感動しました。「聴衆の皆さんと演奏家がの間が乖離してしまうと、クラシックは退屈だよねと思われてしまうともったいないなと思っているので、何かしら本質を伝えられる部分はないかなと考えました」。

次は12月の2日、3日、8日、東京、大阪、名古屋でリサイタル

次は12月の2日、3日、8日、東京、大阪、名古屋で、オーケストラバックではなくリサイタル、ロシア人のピアニストの方と同世代の方とずっと前から一緒にやろうねと言っていて、ついにお招きして、日本では滅多にやらない曲をいっぱいやる予定だということです。

ビジョンもしっかりしていて頼もしいですね。協力してくれる人を募集中だということです。本当にクラシックのコンサート、演奏活動を続けるのも大変ですからね。

鈴木アナも実は何度かお食事に行ったりしたことがある仲

鈴木アナも実は何度かお食事に行ったりしたことがある仲だということです。意外ですね。

譜めくりしてくださってたのが百音さんのお母さん、服部エリさんだった

今日はもう1曲演奏をしてくださいます。ブラームスの楽曲です。ピアノが諸田さんですが、実は譜めくりしてくださってたのが百音さんのお母さん、恵理さんです。これは意外ですね。

演奏曲1 ブラームス FAEソナタよりスケルツォ

FAEソナタよりスケルツォです。ブラームスです。

綺麗な曲ですが、展開が早くてスリリングですね。譜面で書いただけならもっと単調に弾くこともできるかもしれませんが、細かく音量の大小をつけていて表情豊かです。よく研究されています。本当に小さな音も綺麗に出すのも難しいですからね。ピアノの方との相性もバッチリです。

真っ白なドレスの衣装も素敵でした。

静かなゆっくりのパートでは、本当に丁寧に丁寧に弾かれています。バイオリンだけでなく、ピアノの演奏も本当によく聞いて、頭に入っていらっしゃるんだなというのがよくわかります。本当に最後の音まで丁寧に弾いてらっしゃいますね。

圧巻ですね。

ボーカルでこういう表現はできないですが、息継ぎがないので、バイオリンはとにかくずっとメロディーを引き続けることはできます。ほんの20分ほどの時間でしたが、本当に日本中に爆発的な印象を与えたのではないでしょうか。視聴者の方ももう画面に釘付けになるしかありませんでした。

時間と空間があれば練習してしまう

時間と空間があれば練習してしまう、練習しない日はない、練習しすぎて神経が麻痺してしまうこともあります。どれぐらい広がってるかがなかなか分かりませんが、逆にオーバートレーニング症候群というスポーツの世界では名前がつけられている症状も、音楽業界ではまだシステマチックにそのようなものがありません。

この日、番組ではこれで残念ながら臨時ニュースになってしまいましたが、もっとお話も聞きたかったですね。

 

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