この記事ではNHKの人気テレビ番組あさイチ 2025年5月2日放送の世界でもっとも有名な少年合唱団、「天使の歌声」とも称されるウィーン少年合唱団について、放送当日の生演奏された曲目やインタビュー、コンサート予定やチケット情報まで徹底解説します



あさイチ ウィーン少年合唱団
2025年5月2日、あさイチの特選エンタのコーナー 天使の歌声、ウィーン少年合唱団です。です。
最近はクラシックだけでなく様々な楽曲もやっています。歴史は500年以上あって、初来日から70年の節目を迎えます。アジア系の日本人のお子さんもいるんですね。
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演奏曲1 ヨーゼフ・シュトラウスのポルカ「永遠に」
ヨーゼフ・シュトラウスのポルカ「永遠に」を歌います。。
演奏と指揮はマヌエル・フーバーさんです。朝から気持ちいい歌声ですね。
メンバーから24人がやってきてくれました。毎週日曜日にホーフブルク王宮礼拝堂でのミサで歌っています。ミサが始まるのはだいたい9時過ぎなんですね。毎日リハーサルを考えると、朝7時過ぎから歌っているそうですよ。
ウィーン少年合唱団が創設されたのは1498年
創設が1498年です。日本では戦国時代です。当時の皇帝により毎週日曜日の王宮礼拝堂でのミサで歌うための少年合唱団として作られました。今でも毎週歌ってます。
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また、2025年はウィーン少年合唱団が初めて来日してから70年の節目となります。
ウィーン少年合唱団は総勢で300人 日本人もいる
ハイドン組、モーツァルト組、シューベルト組、ブルックナー組という4つのグループに分かれています。ウィーン少年合唱団で100名になります。その他、上級生グループ、下級生グループ、少女合唱団があるので総勢となると300名という状態だそうです。2025年に来日されているのはモーツァルト組です。
日本人もいる
日本人の方もいて、この日は2人が出演していらっしゃいました。番組内ではお名前までは紹介されませんでしたが、公式サイトでの来日メンバー紹介によると、ハズム(Hazumu)君とケイト(Keito)君、というお名前でした。
ウィーンの北部のアウガルテン宮殿で集団生活
ウィーンの北部のアウガルテン宮殿(寄宿学校)で集団生活しているそうです。その宮殿の写真も写されています。メンバーの皆さん落ち着いた喋り方ですね。小学生から高校生ぐらいまでの年齢でしょうか。ウィーン少年合唱団の公式インスタ(主に英語)では、そんな楽しい学校生活の様子も垣間見えて楽しいですよ。URLはこちら
毎日2時間以上の練習
毎日2時間の合唱の練習があります。合唱のレッスン以外に午後は発声練習、各パートごとの練習、ソロ練習などもあります。毎週土曜日はその練習時間が3時間になります。
食事はアジアの料理が増えている
ウィーン少年合唱団が合宿生活を行っている宮殿の料理長は実はインド人の方ですが、そこで出される料理はオーストリア料理はもちろんですが、そのほかインド料理、そしてアジア関係の料理も最近は多くなっているということです。オリンピックの選手村のような感じですね。
日本では日本の文化に触れたりラーメンを食べたい
千葉で来日公演、初めてのコンサートではとてもうまくいって、日本では食べ物や文化を楽しみたいということです。日本食、ラーメンやおにぎりなど楽しんでいるそうですね。皆さん日本の文化にも興味があって、お寺に行ったりラーメンを食べるのを楽しみにしているそうです。
ウィーン少年合唱団卒業後の進路は様々
ウィーン少年合唱団卒業後の進路についても聞いてみました。大人になったらプロを目指しているというお子さんも半分ぐらいいるようですが、世界を巡るような経験もあるので音楽とは全然関係ない仕事、外交のような仕事をされる方もいるようです。とにかくここでしかできない貴重な経験ですよね。
ウィーン少年合唱団に入るオーディションの内容と申し込み方法
このウィーン少年合唱団に入るのはオーディションだそうですが、どんなオーディションなんでしょうか。
オーディションの日程と申し込み方法
ウィーン少年合唱団には公式な入試の日程がありません。個別にメールや電話で連絡をしてもらいます。こういう公演の最中でも興味のある方があれば、連絡をくれればそこでオーディションをやってくれます。宝塚のように毎年何月何日にやりますと言ったことではないんですね。

ちょうど今、日本でのコンサートツアー中ですから、日本人で入りたい方がいたら今がチャンスです。
オーディションの内容と審査基準
オーディションの時には好きな曲を1曲持ってきてもらって歌ってもらいます。最初から完璧に歌う必要はありません。むしろその子の素質や声の性質、そして音楽に対する情熱を総合的に判断してるということです。なんと日本人でも声楽の先生に1週間の特訓レッスンを受けてウィーン少年合唱団のオーディションに合格したお子さんもいるそうですよ!(URLはこちら)
ウィーン少年合唱団に入ろうと思ったきっかけ
現在ウィーン少年合唱団のメンバーとして活躍されている皆さんは何で少年合唱団に入ろうと思ったんでしょうか。あるお子さんは昔から演劇が好きで、いろんなところで出演していました。ウィーン少年合唱団の団員ではないかと間違えられましたが、それをきっかけで少年合唱団に入りたいと思ってオーディションを受けました。
インターナショナルのお子さんは英語は習っておいた方がいい
ウィーン少年合唱団には本当に世界中から集まっているようですね。日本人以外にもアジア圏のお子さんもいらっしゃいます。日本人のメンバーの方によると、インターナショナルのお子さん(ドイツ語圏以外)はまず英語は習っておいた方がいいそうです。
最初の数週間、3週間ぐらい英語で教えられて、その後はドイツ語のレッスンを受けます。インターナショナルのお子さんがドイツ語を習えるようにしています。
演奏曲:あさイチスペシャルメドレー
次はあさイチスペシャルメドレーで歌ってくれます。この番組のために考えてくれたラインナップです。日本の方多くの方が見てくださってるでしょうからね。
「ほたる来い」の輪唱
「ほたる来い」の輪唱ですね。ピアノなしのアカペラです。歌詞も日本語でした。
フンパーリンクのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」より「夕べの祈り」
次はフンパーリンクのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」より「夕べの祈り」です。少し大きめのお子さんが2人前に出てきてリードのメロディーを歌いますが、すごく高くて綺麗な声ですね。男の子でこんなに高い声が出るんですね。高校生ぐらいでしょうか。編曲も素敵ですね。譜面はiPadでパッと触るだけで譜めくりができるのはいいですね。
ヨハン・シュトラウス2世のポルカ「アンネンポルカ」
次はヨハン・シュトラウス2世のポルカ「アンネンポルカ」です。曲の歌詞もドイツ語なので、ドイツ語の勉強は確かに必要ですね。
ヨハン・シュトラウス1世の「ラデツキー行進曲」
次は日本人にもなじみのある曲、ヨハン・シュトラウス1世の「ラデツキー行進曲」です。
2025年6月まで日本全国ツアー
来月2025年6月15日まで23公演の日本全国ツアーです。
AプログラムとBプログラム
定番の曲やふるさとのような日本の曲を披露してくれるほか、生き物への賛歌や未来を主題にしたAプログラム、とワルツの王様、シュトラウス2世の生誕200周年を記念するBプログラムに分かれています。口コミによると千葉県の公演ではジャズやミュージカルの曲もあって楽しいものだったようです。
コンサートツアーの日程と場所
4月27日、千葉県の松戸・森のホール21大ホール(Aプログラム)をかわぎりに、5月3日(Aプログラム)と5月6日(Bプログラム)に東京オペラシティコンサートホール、5月10日には滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、5月11日は静岡県磐田市民文化会館「かたりあ」、5月13日は福岡シンフォニーホール(アクロス福岡) 、5月15日は山口県の周南市文化会館、5月17日は熊谷文化創造館「さくらめいと」、5月18日は新潟県越後妻有文化ホール「段十ろう」、5月23日は2025年日本国際博覧会EXPOナショナルデーホール、5月24日に神奈川県の横浜みなとみらいホール、5月25日に愛知県芸術劇場コンサートホール、5月29日は東京オペラシティコンサートホール(Aプログラム)、5月31日大阪のザ・シンフォニーホール(Aプログラム)、6月1日は兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール(Bプログラム)、6月3日は大阪府枚方市の関西医大 大ホール(Bプログラム)、6月4日に北陸エリア石川県金沢市文化ホール、6月7日が山梨県の河口湖ステラシアター、6月10日は東京オペラシティコンサートホール (Bプログラム)、6月11日は茨城県の水戸市民会館グロービスホール、6月13日と14日は東京オペラシティコンサートホール(両日ともAプログラム)、6月15日は東京オペラシティコンサートホールでBプログラムとなっています。

こうしてみると、広島などの中国・四国エリアと札幌や仙台など北海道・東北エリアでのコンサートが無いのは残念ですね。
東京公演チケットの予約・購入方法
予約は東京公演については公式サイトからジャパン・アーツぴあ オンラインチケットのほか、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットなどで購入できます。他の会場は各ホールや興行元となります。
東京公演チケットの料金
東京公演チケットの料金は休日S席8500円、A席7000円、B席5500円。シニアは500円ずつ割引。6月13日以外の平日料金はS席7500円、A席6500円、B席5500円。また、東京公演は全公演でU20割引があり、一律4000円となっています。
ウェルビーイングイベント
上述のコンサートとは別に声を出してみよう!というウェルビーイングイベントを東京・福岡・金沢で開催。また、一部の公演では無料託児サービスもあります。
ウィーン少年合唱団の2025年、来日公演公式サイトはこちら


