【あさイチ】小林愛実さんはどんなピアニスト?経歴、反田恭平さんとの結婚、出産、ショパン国際ピアノコンクール、のだめ、ご両親、弟について解説

あさイチ 小林愛実  ピアニスト 経歴 反田恭平 結婚 出産 ショパン国際ピアノコンクール のだめ ご両親 弟音楽
あさイチ 小林愛実  ピアニスト 経歴 反田恭平 結婚 出産 ショパン国際ピアノコンクール のだめ ご両親 弟

NHKのテレビ番組あさイチに2024年12月27日に出演して生演奏を聞かせてくれた、ピアニスト小林愛実(こばやしあいみ)さんについて、どんなピアニストなのか、経歴反田恭平さんとの結婚出産ショパン国際ピアノコンクールのだめご両親さん、当日の演奏曲やインタビュー内容について分かりやすく解説します。

ピアニスト 小林愛実さんの生い立ちと経歴

 
 
 
 
 
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NHKのテレビ番組あさイチに2024年12月27日に出演して生演奏を聞かせてくれるのが、ピアニストの小林愛実(こばやしあいみ)さんです。1995年に山口県で生まれました。子供の頃、3歳の時からピアノを習って、7歳の時にオーケストラと初めて共演しています。

2005年、10歳の時には全日本学生音楽コンクールで史上最年少の優勝を果たしました。2009年にはアジア太平洋国際ショパンピアノコンクールでジュニア部門の優勝を果たしています。2011年にはショパン国際アジアのコンチェルト協奏曲の最高部門で金賞を受賞しています。14歳の時にはEMIクラシックスからデビューしています。

 

高校に入る時には桐朋学園大学の附属高校の音楽科に全額奨学金特待生として入学されたそうです。当たり前のことですが、すでにかなり高く評価されていたということですね。

リアルのだめちゃん

このような華やかな経歴のために「リアルのだめちゃん」と呼ばれていたそうです。

アメリカ留学と成長

17歳の時にはアメリカに留学することにしました。名門中の名門であるカーティス音楽院に留学しました。世界レベルを本当に意識できました。また、テクニックを競うだけでなく自分の自由な表現を考えるきっかけにもなったようです。

支えてくれた両親

この時にはもうピアノを弾くことが怖くなったそうですが、ご両親からは電話で「ピアノやめてもいいよ」と言ってくれていたそうです。16歳の時に受けた国際ピアノコンクールで3位になり、挫折を感じたそうです。

下は2020年の父の日に投稿されたインスタ。お父様の横で靴を履いているのは幼い頃の小林愛実さんなんでしょうね。ご両親ともに6月生まれだとか。

 
 
 
 
 
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アメリカではお互いが対等な関係である海外のオーケストラとの共演が楽しくなり、予定していたよりもアメリカ滞在が長くなったようで、様々な音楽に対する捉え方やピアノに対する向き合い方にも変化があったようです。

ショパン国際ピアノコンクール ファイナル そして4位入賞

2015年には第17回のショパン国際ピアノコンクールに挑戦し、ファイナルまで進出しました。2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールでは第4位入賞となりました。この時に2位に入賞したのが一つ年上の反田恭平さんです。

 
 
 
 
 
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東京で通った音楽教室で反田恭平さんと幼馴染に

なんと小林さんと反田さんは小学校時代から幼馴染だったそうです。ご両親は音楽とは全く無縁のお仕事をされていたようですが、小林さんが小学校5年生の時に家族で山口県から東京に引っ越された時、東京で通った音楽教室で反田さんと仲良くなられたそうです

 
 
 
 
 
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2023年に反田恭平さんとの結婚を発表 出産

2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールから約1年後、2023年の元旦には結婚を発表し、世界の話題になりました。

当時はまだ表情が固かったですが、その後は様々な経験を通じて表現の幅も増え、時間の調整も難しくなったとのことです。結婚の発表の時に妊娠も発表されており、夏にお子さんを出産されました。

 
 
 
 
 
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2023年11月から演奏活動に復帰。全国ツアーを行いました。

現在の活動

日本ではランランさんなど海外のピアニストのプロモーションなども手掛けている梶本音楽事務所(KAJIMOTO)に所属しています。ピアニストのランランさんの日本公演も手掛けていますし、指揮者の大友直人さん、トランペッターのエリックミヤシロさん、バイオリニストの新井リオさん、クラリネットの吉田誠さんなど幅広くマネージメントやサポートをされています。

シューベルトの楽曲のレコーディングに挑戦 CDを発売

出産前後のほんの短い期間以外はずっと活動を続けられている小林愛実さんですが、2021年からはシューベルトの曲に取り組むことが多かったため、2024年にワーナークラシックスから発売された新作CDでは、シューベルトの楽曲のドイツ、ベルリンでのレコーディングに挑戦しました。レコーディングの映像も公開されていますが、真剣な表情でピアノに向かう姿が印象的です。

 

 
 
 
 
 
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また、ピアニストの反田恭平さんと結婚されたことも有名です。お二人のそれぞれのピアノ演奏に影響を与えているのではないかと思います。小林愛実さんは出産も経験されました。今回はお二人での夫婦共演もあったそうなのですが、2人で1曲を作るとなると、それぞれの主張があってなかなか簡単ではなかったようです。いろんな意味で話題性がありますね。

今後のコンサート予定

2024年全国でコンサート・リサイタル

2024年11月から全国8か所をコンサートツアーで回り、12月には2年ぶりにサントリーホールでコンサート・リサイタルが行われました。シューベルト、シューマン、ショパンという選曲でした。

 
 
 
 
 
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シューマンの子供の情景を大人になって母親として演奏しています。ピアノ漬けで生きてきた小林愛実さんも、子供や家族がいることで大きな心境の変化が生まれたそうです。音楽も当然のように変わってきました。

2024年12月31日に東急ジルベスターコンサート2024から2025に出演

現在、事務所の梶本さんのホームページでは2024年12月31日に東急ジルベスターコンサート2024から2025に出演されることが発表されています。東京フィルハーモニー交響楽団との共演で、ラベルのピアノ協奏曲ト長調の第1楽章を演奏します。また、ソリストとしてバイオリンの山根一仁さんも出演されてチャイコフスキーを演奏されるそうです。

小林愛実さんの弟さん

また、小林愛実さんには爽やかなイケメンの弟さん(ひろきさん)がいらっしゃって、経歴など詳細は不明ですが、下↓ ↓ ↓のように小林さんのインスタグラムにも登場しています。とっても仲が良さそうで、お二人とも、とってもリラックスした表情なのが印象的です。

 
 
 
 
 
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あさイチの番組内での演奏楽曲やインタビュー内容

小林愛実さんは14歳からCDデビュー 重厚感と繊細さを持ち合わせた幅広い表現力はまさに世界レベル<

ショパンの幻想即興曲

この日はショパンの幻想即興曲A嬰ハ短調作品66。誰もが知っているスタンダードの曲で、かなり早いテンポで弾いていらっしゃいますが、その中でもしっかりと抑揚・強弱をつけていらっしゃいます。静かなところと強いところ、早いところと遅いところ、しっかりどのフレーズがどんな表現をするべきかというイメージができています。最後の1音を押さえるところまで、そして鍵盤から指を離す瞬間まで、しっかりと弾かれています。1分ほどの演奏でしたが、圧倒されます。「こんな朝早い時間に手は動かない」なんておっしゃってましたが、圧巻です。

幼少期からピアノを習う

3歳からピアノを始めて7歳でオーケストラと共演、14歳でCDデビュー。

最初は親御さんは音楽のことは何もわからないので、「習い事の一つ」としてやっていました。小林愛実さんは人見知りが激しかったので、習い事してコミュニケーションが取れたらいいねとピアノを始めました。他にもバレエなど様々な習い事をやっていたうちの1つです。その中でピアノが残りました。

最近は耳が肥えててきて、「なんかわからないけど良くなかった」という風に指摘してくれることもあるそうです。

アメリカの名門音楽学校での目覚め

ピアニストとして順風満帆のようだった小林愛実さんですが、16、17歳ぐらいでなんでピアノを弾いてるのかわからなくなってしまいました。環境でやらざるを得なくなっているのか、自分がやりたいのかわからなくなってしまいました。そこでアメリカに留学してみました。全員が奨学金授業料免除ですごく人数は少ないですが、サポートが充実した学校です。そこではやはり世界のトップレベルの若いピアニストたちが集まっていました。レッスンにあまり行かなくなったり、ピアノの前に座ってもピアノが弾けないということがありました。しかし、その葛藤の中で、あるステージで物凄く楽しいと感じる瞬間があり、自分が音楽が好きなんだということがわかって、」もう1回続けてみようと思いました。自分の意思でやることで苦しくなくなりました。

やっぱり仕事としてやるとなると色々悩むこともありますよね。また、自分1人の気持ちだけで全部をできるわけではありませんから、いろんなスタッフの方、製作の都合などで難しくなることもありますが、やっぱり原点になるのはその音楽が好きだという気持ちだったりしますよね。

ショパンコンクールで入賞、結婚、出産

そして2021年のショパンコンクールで4位に入賞。2位だった反田さんと去年結婚されました。一緒の音楽教室で一緒の高校に行っていました。去年出産し、また演奏の世界に戻ってきました。

気持ちの変化

気持ちはやっぱり変わりました。今まではピアノは全てでしたが、母となって逆に心に余裕が生まれました。今まで持ってなかったたくさんの感情をくれました。音楽として表現の幅が広がりました。しかし、練習時間の確保は大変です。気合で乗り切るしかありません。

ピアニスト夫婦の家庭環境

家には2台ピアノがありますが、お互いツアーに出てる時間も長いです。出てしまうと、出先で練習することが多いです。ピアノの取り合いになっているわけではなさそうです。胎教ではモーツァルトはいいと言われていますが、コンサートだともうちょっと激しい曲もあるので、その点ではどうだったのかは分かりません。

反田さんとの接し方

もともと、幼なじみで近所のお兄ちゃんのような存在だったので、あまりピアニストと接してなくて、食卓ではそんなに音楽の話をしませんでした。同業者だと思っていると一緒にいるのが辛くなることもありますが、そこまではありませんでした。しかし、ショパンコンクールで反田さんが2位で自分が4位だったことには納得がいっていません。

手の大きさ 指の長さ

手は思ったほど大きくありません。女性としてはかなりしっかりした手ですが、いわゆる世界ピアニストとしてはそれほど手が大きくありません。

CD発売

2024年12月に3年ぶりのCDを出しました。シューベルトの曲が入っています。シューベルトが好きですが、あまりメジャーな作曲家ではありません。ピアノも歌心が多いです。派手ではなく、どちらかというと素朴ですが、その中に美しさを感じるので心惹かれます。

シューベルト 4つの即興曲作品142 D 935の演奏

4つの即興曲作品142 D 935 第2番変イ長調です。入りからゆっくりと間を保っていますね。そして、メインのパートでは左手を強めに引いています。本当に細かい一つ一つの音をどう出すか、シューベルトの曲だからこそ、全部の音に神経を研ぎ澄ましているようです。

アルペジオ前半では左手はかなり弱く、後半ではしっかり引いてダイナミクスを出しています。しっかりと流れるように、アルペジオの中でもメリハリがついていて、1つの映画、ひとつの小説のような風景が浮かんでくるようです。一番最後の音をしっかりと抑え込んで行きます。そして指が離れるまで、余韻が消えるまで丁寧に引かれています。気持ちが入っていますね。

子供向けのピアノ教室で習っているお子さんへのアドバイス

今、子供向けのピアノ教室でピアノレッスンを受けているお子さんに対しては、「いやいややると辛いので、とにかく楽しんで頑張ってほしい」ということです。小学生の時は3、4時間しか練習しない時もあったし、「時間より質が大事」だということで、ピアノを習われてるお子さんにアドバイスしています。

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